アニメ「宇宙よりも遠い場所」第10話の名言・印象に残る台詞・感想

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アニメ「宇宙よりも遠い場所」第10話の名言や印象に残った台詞・感想をまとめました。

参考:アニメ「宇宙よりも遠い場所」第9話の名言・印象に残る台詞・感想

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第10話「パーシャル友情」

やっとたどり着いた南極!

昭和基地へ直接接岸できないので、キマリ達は砕氷船からヘリコプターに乗り移って昭和基地へ向かいます。

大変(キマリ)
何がです?(結月)
ツボ魔人がトイレから出てこない(キマリ)
はあ…(結月)
改札 通れないんだと思う(キマリ)

昭和基地に到着しキマリ達は一人部屋で生活する事になります。

キマリ以外安堵する一同。

その原因はキマリの夜の奇行だったことが判明。

目を開けたままの寝言で「ツボ魔人」って言うの、愉快であると同時に なんか怖い。

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昭和基地では拠点の準備で大忙し。そんな中の日向の名言。

時計の針を一番 進めるものは忙しさである(日向)

社会人のほとんどが共感するであろう言葉ですね。

忙しさは時間を進め、時間が進むほど集中力が増し、楽しい時間のように あっという間に過ぎていきます。

日向もコンビニでで同じような体験をしたのでしょう。

もう少し深掘りすると、日向は高校を中退しています。

おそらく日向にとって良くない事があったんだと思います。

でも、そんな嫌なことがあっても、仕事に没頭することで、その過去や悩みを忘れられたとも受け取れます。

そして結月はその言葉に共感し、「忙しいの私も嫌いじゃないんですよね…」と言っていました。

結月は日向の言葉で、仕事をしてる時の気持ちを思い出し、連続ドラマの出演を決めたのかもしれません。

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連続ドラマの仕事が決まった結月ですが、せっかく仲良くなったキマリたち3人と疎遠になってしまうのを危惧します。

そのことを結月はキマリたちに話しますが…

いいじゃん。もう みんな親友なんだし(キマリ)
えっ?親友?親友なんですか?(結月)

前言ってませんでしたか?全員 知り合ったばっかりだって(結月)

今まで友達がいた事がない結月は、そもそも親友という感覚も分からなかったかもしれません。

ずっと芸能界で働いてきて、同い年と何かを楽しんだり、共有した経験が乏しい結月にって、キマリの価値観が分からなかったのかもしれませんね。

友達であることは確かだよ私たち みんな(キマリ)
いつからですか?(結月)
いつからって…なんとなく?(キマリ)
まあ そんなもんだ友達なんて(日向)
でも私 一度も言われてません。友達になろうって(結月)

いつから親友になったのか?

キマリたちにとっては自然にそうなっていったものですが、そこが分からない結月。

何か理論的に、親友の定義みたいな物を探っている結月の台詞は、キマリとの価値観のギャップを強調してて印象的でした。

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基地での暮らしに重要なの何か知ってる?(弓子)
いえ(結月)
食事とイベント。限られた空間で単調な生活が続くからね(弓子)
あ…そうなんですか…(結月)

基地でのノウハウは、なるほどな〜ってなります。

個人的に、そこで生活したら限りがある分、どうにか楽しもうと小さなことでも喜んだり感動したりするのかな?不便はあるだろうけど、幸福度は上がりそう。笑

しかし、それを聞いた結月の表情は曇ってましたね。

不公平じゃないですか?
誕生日は みんな等しく訪れるのに
ちゃんとお祝いしてもらえる人と、もらえない人がいるって(結月)

その理由は、一度も友達から誕生日を祝ってもらえてないから。

実は結月の誕生日は、航海中 船酔いがキツい時でした。

タイミングが悪かっただけに仕方ない面もありますが、もしかしたら結月は期待してたのかな?

結月側からの視点で言えば、誕生日何もなかった…そこから「親友だよ」って言われてもピンとこなかったのかもしれません。

思春期の10代の女の子なら、なおさらですね。

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これ書いてくれませんか?(結月)
これ…(キマリ)
これがあれば この旅が終わって、一緒にいない時間のほうが増えても大丈夫かなって(結月)

最終的には「友達契約書」を作ってキマリたちに署名させようとする結月の台詞。

とても業務的で、だけど結月らしい。

おそらく、結月は誰かと関係性を築いていく経験が仕事の中でしかなかったんだと思います。

その延長線でキマリたちと接してしまったのかな。

結月の精一杯考えて出した行動だったんでしょう。

不器用な面が心を揺さぶられます。

ごめんね ごめん…分かんないんだよね…分かんないんだもんね(キマリ)

そして、泣きながら謝るキマリの台詞。

結月にこんな行動までさせてしまった。

結月の気持ちを汲み取れなかった申し訳ない気持ち。

自分は友達と思ってたけど、それが伝わってなかった悲しさや悔しさ。

いろんな感情が混ざり合った言葉のように感じました。

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友達って言葉じゃないと思うから(報瀬)

「友達」にこだわる結月に対して、言葉じゃないと返す報瀬の台詞。

確かに友達って気づいたらできてて、実際 言葉で定義して始まる関係でもないですし。

考えさせられる台詞です。

例えば ゆづがキマリのこと好きだとする
それを聞いたキマリが言葉じゃ信じられないから紙に書いてくれって言われたらイヤだろ?
疑われてる気がして(日向)

泣いたのはたぶん そういうこと。
キマリにとって、もう ゆづは友達なんだよ(日向)

日向の例え話のシーンもよかったです。

あの「友達契約書」で起きた出来事の理解が上がり、キマリの「ごめんね」のシーンが、より心に響きます。

日向ちゃん まとめるのが上手い。

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たぶん形も言葉も何もない(報瀬)

親子とも夫婦とも違う ぼんやりしたものだし
いつ消えても誰も責任を負ったりしない
少なくとも 私はそう
でも だから自由で、だから一緒にいられる気がする(報瀬)

結月の「友達」って何?に対する報瀬の台詞。

母が南極でいなくなり、学校ではバカにされたり裏切られた事のある報瀬ちゃん。

その先でキマリに出会い、その一連の経験がこの台詞に込められているように感じました。

いろんな経験を経た報瀬ちゃんだからこそ重みのある言葉ですね。

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分かるんだよ、どんな顔してるか、変だよね。
私にとって友達ってたぶん そんな感じ。
全然ハッキリしてないんだけどさ、でも たぶん そんな感じ(キマリ)

キマリが親友のめぐみの話をするシーン。

キマリは出発直前に、めぐみに「絶交だ」と言われますが、キマリは友達だと思っています。

それは今まで育んできた めぐみとの親友としての時間があるからだと思います。

その人のことを考えたり 思いやる時間こそが、「友達」という言葉より、とても大切なものなんだと伝えてるように感じます。

報瀬の「友達って言葉じゃないと思う」「たぶん形も言葉も何もない」という言葉にも、何か通じ合うものを感じます。

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早く消さないと溶けるぞ(日向)

結月ちゃん(キマリ)

イヤです。だって 初めてなんですから。
友達からお祝いされるの…(結月)

サプライズで誕生日を祝ってもらった結月の台詞。

このサプライズは、航海中に船酔いで誕生日を祝うより、南極に着いてから祝おうとキマリが提案したものでした。

結月の口から自然と「初めてなんですから友達からお祝いされるの」と言葉が出てきたシーンは感動的でした。

キマリたちと出会い 旅をした時間が、結月の友達というものを育んできたんだと思うと考え深いものがあります。

結月にとって一生忘れられない経験になるんだろうな。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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