アニメ「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」第4話「夢見がちな商人と月明りの別れ」の名言や印象に残った台詞をまとめました。
※原作・旧作未視聴視点
参考:アニメ「狼と香辛料」第3話の名言・印象に残る台詞・感想
第4話「夢見がちな商人と月明りの別れ」
何事も経験ですからな テンの毛皮の香りのように(ミローネ商会の査定人)
ロレンスの儲け話の裏を取るため、ゼーレンの存在を確認した査定人の台詞。
前回、テンの毛皮のカラクリが分かったようですが、
怒りではなく、それを経験としてとらえてるあたり、商人としての頭の良さを感じれてカッコイイシーンでした。
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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
まぬけじゃが底抜けに明るくてのう
わっちの狼の姿を見ても少しも驚かん
変と言えば変じゃったが いいヤツじゃった(ホロ)パスロエ村のヤツか。お前に麦の豊作を頼んだっていう…(ロレンス)
ロレンスの仕草が パスロエ村で麦の豊作を頼んだ若者に似ていて、ホロが大笑いするシーン。
ロレンスはホロの話を聞いて少し嫉妬してるようでしたが、ホロにその嫉妬がばれないように顔をそむけてるのが印象的でした。
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支店長のリヒテン・マールハイトと申します この取り引き受けさせていただきます(マールハイト)
ミローネ商会の支店長マールハイトの台詞。
実際は価値の下がる銀貨を複数の商人たちに買い取らせ、それに気づいた時に、安く買いたたくというのが今回の話。
それを実行してるのがメディオ商会で、その裏に大物の貴族がついていました。
ロレンスとミローネ商会はこれを逆手に取って、自らが価値の下がった銀貨を手に入れることで莫大な利益を得る画策でした。
難しい話になりますが、どんどん金儲けの規模が大きくなっていく展開に期待と不安が入り混じるシーンでした。
それでは…分け前の話に入りましょう(ロレンス)
自分から分け前の話を切り出すロレンス。
立場的にはミローネ商会が上かと思いますが、こちらに主導権がある様に振る舞ってる感じが心理戦のように面白い。
ロレンスの商人としての知恵を垣間見れたシーンでした。
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俺の理想の町の理想の店だ 自前の店を持つことは行商人の夢だからな 俺も例外じゃない(ロレンス)
ミローネ商会との取引が成功し浮かれ気味なロレンス。
自分が将来 持ちたい理想の店の絵を描くロレンスが無邪気で可愛い。
そうだ、ヤレイにも教えてやらないとな ヤツなら きっと喜んでくれる(ロレンス)
ヤレイの存在の大きさを感じるシーンでした。
あと、せっかく港町に来ても商談しかしていないロレンス。
旅をしながら生計を立てる行商人は、ヤレイのような友人をつくるのが難しいかもしれません。
ロレンスが自分の店を持ちたいのも分かる気がします。

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
もう 目を覚まして誰もおらんのは嫌じゃ
1人は飽いた 1人は寒い 1人は… さみしい(ホロ)行商人も同じような夢にうなされる(ロレンス)
ロレンスの「1人旅でも困らないだろ?」という言葉に対してのホロの台詞。
超命種だからこその孤独を感じるシーンでした。
序盤、何百年前のパスロエ村で麦の豊作を頼んだ若者のことを 楽しそうに話していたホロですが、逆に人との関わりがそれだけ少なかったんだと思います。
ロレンスも行商人として孤独や疎外感を感じていて、ホロにシンパシーを感じていたのは印象的でした。
最後ロレンスは、涙や鼻を拭くよう自分の店の絵が描かれた紙を渡します。
自分の夢よりホロを大事にしてることが分かるシーンでした。
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えっ! 何を…(ロレンス)
野暮なことを言うもんじゃありんせん(ホロ)
ぬし 目は慣れたかや?(ホロ)
突然ロレンスをベットに引き込むホロ。
ロマンス展開かと思いきや、ホロはメディオ商会の追っ手が来てる事に気づいていました。
暗闇での逃亡を想定し、ロレンスの目を慣れさせていたオチですが、二人の距離がまた違づいたドキドキ展開でしたね。
逃亡直前にホロが「わっちの この体、月明かりの下でとくと見やしゃんせ!」と言ったのは服を着てないと油断させ時間稼ぎするためだと思います。
考えが賢狼すぎる。
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念のためじゃ ぬし いくらか持ってくりゃれ(ホロ)
逃亡中、自分が宿るとされてる麦を渡すホロ。
命の危機感が伝わるシーンでした。
この麦の使いどころ気になる。

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
櫛とか帽子とか買ってやるよ(ロレンス)
何をたくらんでおる?(ホロ)
別にせっかく きれいな髪だからさ(ロレンス)
髪よりも尻尾用の櫛が欲しいんじゃが(ホロ)
分かった 買ってやるよ!(ロレンス)
約束じゃぞ(ホロ)
逃亡中のロレンスとホロの会話シーン。
取引や貸し借りとかなしに、ホロに何か買ってあげようとするロレンス。
少なくともロレンスにとって、ホロは知り合い以上の大切な存在になっていて、
「きれいな髪」と言うのも口説いてるようにも見えます。
それを聞いたホロも嬉しそうですが、髪より自慢の尻尾を優先してるあたりホロらしくて好きです。
捕まれば殺されるんだ!釣り合うわけないだろ!(ロレンス)
孤独は死に至る病じゃ。十分 釣り合う ぬしを信じとる必ず迎えに来てくれると(ホロ)
ホロが「追っ手を自分が引き付けて、ロレンスはミローネ商会まで逃げ掛け合う」提案をするシーン。
“孤独は死に至る病”ホロの仲間との別れや、寂しい過去が伝わってくる台詞ですね。
ロレンスは、店を持つ夢を差し出してまでホロとの旅を優先してくれた。 “そんなあなたなら命を賭けても良い”というホロの言葉にも感じます。
二手に分かれる間際にロレンスがホロを抱きしめようとしたけど、できなかった描写がなんとも切ない。
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落ち着いてください 何かがおかしい… おかしいんです(マールハイト)
ミローネ商会へ逃げ込んだロレンスとマールハイトの台詞。
マールハイトの冷静な考察、商会の利益を優先しつつも、焦るロレンスをちゃんと窘めていて、好印象でした。
よほど お連れの方が大事とみえます
ですが そのせいで思考を鈍らせては本末転倒です
私も妻が同じ状況になれば落ち着いてはいられないかもしれません(マールハイト)
冷静ではいられないロレンスですが、なぜそうなるのかマールハイトの言葉から語られるのが印象的でした。
表面上はホロを妻と紹介してたのもありますが、それだけ大切な存在だった、二人の親密度が分かるシーンでした。
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参考:アニメ「狼と香辛料」第5話の名言・印象に残る台詞・感想
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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