アニメ「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」第3話「港町と甘い誘惑」の名言や印象に残った台詞をまとめました。
※原作・旧作未視聴視点
参考:アニメ「狼と香辛料」第2話の名言・印象に残る台詞・感想
第3話「港町と甘い誘惑」
ふん、誰も気付くまいよ
わっちのことなど忘れとるんじゃからな(ホロ)
狼神と気づかれないか心配するロレンスに対して、悲しそうにするホロ。
それはちょっと複雑な心境。
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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
リンゴ食べたいんじゃが…(ホロ)
リンゴを食べたそうにするホロ。
荷馬車を移動しながらリンゴを眺める仕草がかわいい。
ぬし さっきは、わざと気付かんふりしてたじゃろ(ホロ)
人の胸中が手に取るように分かるというのは いい気分だな(ロレンス)
ロレンスはホロが思ってることを素直に言えないと判断し、わざとリンゴの先物買いの雑談をして からかってましたね。
ホロが素直にリンゴを食べたいと言ったら、あっさり買ってあげるあたり、ロレンスの尻に敷かれてる立場が逆転した面白いシーンでした。
貪欲は多くのものを失うが禁欲が何かを生み出すということもない(ホロ)
お腹いっぱい リンゴを食べたホロ。
「賢狼なら欲に打ち勝ったらごうだ?」とロレンスの言葉に対して、ホロが返した台詞。
貪欲は心を満たし人生を鮮やかにしてくれるが、時として失うものがある。
禁欲は失うものはないが、人生を楽しめるかは疑問が残ります。
我慢ばかりの選択だと人生楽しくないでしょ?と言ってるように感じます。
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トレニー銀貨140枚!確かにそう申されたかや?(ホロ)
テンの毛皮の商談にホロが割り込んだシーンの台詞。
長く生きてきた経験もあると思いますが、その知識を適切なタイミングでやってのける度胸。
そして相手を納得させる話術は流石賢狼でした。
だまされたときに怒っているようじゃ話になりんせん。
感心してこそ 一人前じゃ(ホロ)
テンの毛皮を当初の1.5倍の値段で売ったホロ。
毛皮の付加価値となった匂いが、冒頭で買ったリンゴの香りだった種明かしがあり、見方によっては だましたように見えますが、その商人が感心し その方法で高値で売り捌けばその商人も徳をするはずです。
「怒るのか」「感心するのか」物事の受け取り方次第で結果が変わる、賢狼らしい印象に残る台詞でした。
リンゴの件は、最初から予測してたのか?それとも臨機応変だったのか?どちらにしても凄い!
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まあ ゼーレンの話にどんな からくりがあったとしても
俺が得をして損をしなければ それでいい(ロレンス)
儲け話にガッつかないロレンス良いですね。
損をしないラインを判断しようとするあたり、商人としての経験を感じることができて好きです。
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商売に絶対は ありませんし…(ゼーレン)
だろうな絶対だと答えたら断ろうと思っていた
そんな うまい話はないからな(ロレンス)
絶対はなく、どれだけのリスクを背負って儲け話に足を踏み入れられるか?
商人としてシビアなシーンは印象的でした。
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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
ファラム銀貨!(ホロ)
違うなそれは偽マリーヌ銀貨(ロレンス)
宿で銀貨の種類を覚えようとするホロ。
偽の銀貨も少なからず銀の含有量があるので、ある程度の価値があるのも面白い。
何気ないシーンですが、ここの世界観を垣間見れる場面でした。
見事な商談をしたホロでしたが、銀貨の種類の数には挫折する所がまた可愛い。
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これは フィリング銀貨。
銀の純度が なかなかで市場では人気がある
トレニー銀貨のライバルといったところだ(ロレンス)ふむ。貨幣が国の力を表しているのは
いつの時代も一緒のようじゃのう(ホロ)
ロレンスがフィリング銀貨の説明をするシーン。
「トレニー銀貨とフィリング銀貨」「貨幣のライバル関係」「貨幣が国の力を表す」
この銀貨同士の関係が、ゼーレンの儲け話のヒントになりそうな予感。
つまり、貨幣を作る側が大きく純度を変えたいときは
まず 少しだけ純度を変えて皆の期待を測り機会をうかがう…
というわけじゃな?(ホロ)
貨幣の純度の変化についての説明を、あっさり理解するホロ。
ロレンスの知識とホロの達観した視点から紐解いていく経済の動きが面白い。
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両替商とはいろんな貨幣を扱う仕事であろう?
わっちは よく知りんせん(ホロ)
ワイズに「嫁にでも」と言われ、軽くかわすホロの台詞。
単純に「あなたの事をしらない」という意味と、貨幣の種類をまだ覚えられない状況をかけてる感じが面白い。
ホロ自身もその状況を楽しんでましたね。
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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合
雄どもは皆アホウのやきもち焼きじゃからのう
そして…雌も そんなことがうれしいアホウじゃからのう
どこ見てもアホウばかりじゃ(ホロ)
ロレンスが少し嫉妬してた事に対するホロの台詞。
男は誰もがやきもち焼き、でも女性も妬かれる事が嬉しいもので、男女の恋愛なんてそんなもの。
二人がくっついて歩くシーンも相まって胸が高鳴るシーンでしたが、やきもちがバレてるロレンスは気まずそう。笑
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何かをたくらんでいるのが、あの小僧でなかったとしたら
どうじゃ?(ホロ)何も あの小僧の利益は、直接 相手をした者から
もらわなくても よいはずじゃ(ホロ)
含有率が減衰した銀貨の価値について考え込むロレンス。
それをホロがヒントを与える関係がものすごく良い。
視点を変える大切さも的を得ていて、銀の含有量で得する種明かしが待ち遠しい!
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参考:アニメ「狼と香辛料」第4話の名言・印象に残る台詞・感想
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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