アニメ「狼と香辛料」第1話の名言・印象に残る台詞・感想

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アニメ「狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」第1話「収穫祭と狭くなった御者台」の名言や印象に残った台詞をまとめました。

※原作・旧作未視聴視点

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第1話「収穫祭と狭くなった御者台」

ねえねえ。今夜の話は?(少女)
しょっぱい大きな池を見に行った話はどうじゃ?(ホロ)
それ聞いたよ~(少女)
では、偉そうにしておった、たわけの尻を噛んでやった話はどうじゃ?(ホロ)
それも聞いた(少女)

冒頭はホロと女の子の親子のような会話で始まります。

女の子の髪はロレンスと同じ色をしてますが、ホロとロレンスの子供?なんでしょうか?

「しょっぱい大きな池」とはおそらく海のことを言ってますね。海でのエピソードもあるのかな?

あとホロの手の作画がとても丁寧に描かれてるのが印象的でした。

「狼と香辛料」製作陣のリメイクへの気合いを感じます。

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合

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いつしかその村では見事に実った麦穂が風に乗れることを「狼が走る」というようになった。
風で稲穂が倒れることを「狼に踏まれた」といい、不作のときは「狼に食われた」ともいった(ホロ)

ホロは昔、村の者と「村の稲を豊作にする」約束をしてこの村の神となったのですが、まだ神が大切にされていた時代を思い出しながら語っていたのでしょうか?

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欲張りの手からはホロが逃げるぞ!(村人)

最後に狼を掴むのは誰だ、誰だ(村人)

ロレンスが訪れた村では、ちょうど麦を収穫してる最中でした。

最後に麦を刈った者は「ホロ」が宿り、一週間小屋の中に閉じ込められる風習の描写は、ちょっとしたドキュメンタリーを見てるみたい。

冒頭で 村のことを語るホロの言葉も相まって、物語に深みを感じます。

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もう古い神に祈る時代ではないですか?(ロレンス)

狼は機嫌が悪いと不作を呼びますが、伯爵様が教えてくださった農法にはそんなことはありませんからな(村人)

農業の技術発展で、神の存在が薄れつつあるのを感じる台詞でした。

人類の発展への歴史には必ず、得るものがあれば、忘れ去られていくものがありますが、その光景をまじまじと見てるようで寂しさも感じます。

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よそ者が一人でいてもな…(ロレンス)

疎外感と寂しさを感じてるようなロレンスの台詞。

村人から宿を提案されても、急ぎの用事を理由に断るシーンは、商人として一人旅する生きづらさを感じます。

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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合

良い月じゃ。
酒など無いかや?…なら食べ物は?(ホロ)

ホロの登場シーンの台詞。

ホロが人間の身体に慣れてな感じの表現(貞子みたいなポーズ)がリアリティーがあって良かったです。

赤い瞳とその耳、月明かりを浴びる姿が妖艶で、その姿を見たロレンスはホロに見惚れつつも、疑いの目を意識してるのが印象的でした。

わっちは「ホロ」以外の何物でもない。
生まれてこのかたずっと家に閉じ込められていた おかしな娘とでも思っておるんじゃろ?(ホロ)

調べたところ、この世界では人が産まれる時に悪魔や妖精が入り込む「悪魔付き」というものがあり、教会に見つかれば火刑に処されるため、ほとんどが山に捨てられるか、家の中で一生を過ごすようです。

わっちの生まれはここではない。
もっとずっと北の大地じゃ。
夏は短く、冬は長い、銀色の世界よ。
生まれ故郷はヨイツ。
「ヨイツの賢狼ホロ」といえば、わっちのことじゃ(ホロ)

ロレンスも分からない、ホロの生まれ故郷のヨイツ。謎が残ります。

今後の物語に出てくるのか?

でも逆に、どのような経緯でヨイツからこの村に とどまることになったのかも気になる。

おいっ!お前が本当に堅牢ほろだというのなら、証拠を見せてみろ(ロレンス)
この耳と尻尾では飽き足らず、ぬしはあっちに狼の姿まで見せろと?(ホロ)

ロレンスの「証拠を見せろ」という言葉に、ホロが嫌悪感を抱くシーン。

ホロの感情に合わせて、尻尾の毛が逆立つ描写は、キャラクターに「足しただけのパーツ」ではない、生き生きしてる表現が印象的でした。

ホロの狼の姿の描写はなかったですが、ロレンスの怯える姿で、どれぐらい恐ろしかったのかを視聴者の想像にゆだねる演出は、より怖さを引き立てていて良かったです。

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俺はまた、お前と麦の値段交渉してみたいんだ。あの頃みたいに(ヤレイ)
そうだな…俺もだよヤレイ(ロレンス)

ホロとのこともあり、結局村に戻って宿を貸してもらうことにしたロレンス。

そこで昔からの付き合いのヤレイに再会します。

昔 麦の商売でお互い辛い時期に助け合ったロレンスとヤレイ。

切磋琢磨する商人としての関係のようですが、お金だけの付き合いではない、ロレンスの人柄の良さを感じるシーンでした。

古い神なんていらない。今は教会に楯突く時代じゃない。
ホロなんてもう必要ないんだ(ヤレイ)

酔っぱらったヤレイが、村の神(ホロ)について語った台詞。

昔は必要としていた神も、技術の発展とともに忘れ去られていく。

慣れから図々しくなっていく村人。

人間って勝手だよなぁと思いながら、これが人間の本質なのかもしれない。

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最後に駆られた麦よりも多くの麦が近くにあれば、わっちは人目に触れずに麦の中に移動できる(ホロ)

まあ、だからなんじゃ、ぬしはワッチの恩人と言えば?恩人じゃな(ホロ)

宿で一息つくロレンスに、再び現れるホロ。

麦から麦に移動できるってのは、実に神話っぽい設定ですね。

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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合

わっちが怖いのかや?(ホロ)

ホロの耳がシュンとなってる描写が、悲しさを際立たせていて印象的でした。

しょんぼりホロもかわいい。

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豊作を続けると土地に無理をさせることになる。
時には実りを悪くせんとならぬ。
しかし村の連中は「わっちの気まぐれだ」などと言いよる(ホロ)

ホロ視点からの稲作への考えが面白い。

神様はなんでもできる!とはいかず、何にでも限りがある解釈が、リアリティーがあっていいですね。

来年も再来年もこの村は、わっちがおらんでも豊作を続けるじゃろうよ。
もう誰も、わっちを必要としておらん(ホロ)

農業改革による豊作とともに、そこの神が徐々に忘れ去られていく現実。

ホロ自身もそれを悟っているのが、なんとも言えない寂しさを感じます。

北へ…北へ帰りたい(ホロ)

故郷のことを想うホロ。

今の現状への疎外感と、故郷への希望を感じる台詞でした。

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©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合

じゃが、ぬしは優しいオスでありんす。
よもや脱げとは言わぬじゃろう?
わっちはぬしと旅がしたい。ダメかや?(ホロ)わっちは賢狼ホロ。誇り高き狼じゃ(ホロ)

よそ者な行商と信じる人がいなくなった神。

居場所がない寂しさをかき消すような、二人のイチャイチャ感が良いですね。

これからの二人の旅が楽しみですね。

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参考:アニメ「狼と香辛料」第2話の名言・印象に残る台詞・感想

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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