アニメ「薬屋のひとりごと2期」第33話「先帝」の名言や印象に残った台詞をまとめました。
参考↓

第33話「先帝」
(猫猫)紅娘様に会ったらどんな反応をされたやら
中略~
どこの宮付きか はっきりせず
よその宮にも顔を出す女官なんて
侍女頭からすれば好ましいはずがない
自由奔放に振る舞ってはいるけれど、実はちゃんと周囲の目を意識しているところが、いかにも猫猫らしいですね。
(猫猫)水蓮様 結構 若いな
水蓮様が愛読する本を見た際の猫猫の台詞。
10代向けの小説が多い理由として、水蓮様は10代から後宮で働き、思うように少女時代や青春を楽しめなかったから、小説の中でその時間を追体験しようとしてるのでしょう。
(水蓮)猫猫は 壬氏様をどう思う?
(猫猫)え…いい上司だと思います(珍しい薬をくれる点では)
(水蓮)何か含んでない?
(猫猫)ううう…
珍しい薬をくれる点で評価してる猫猫ですが、壬氏様の気持ちも考えると可哀そう。笑
おそらく水蓮様も、壬氏様が猫猫に想いを寄せていることを察していて、それとなく猫猫の気持ちを確かめたかったのかもしれません。
(水蓮)ひとつのものに執着すると そればかり見てしまう。
それが許される立場に生まれた人ではないからよ
嫌でも 背伸びして大きくなってもらわなくてはいけなかった
壬氏が幼少期の頃、お気に入りの玩具を取り上げた理由を水蓮が話すシーン。
水蓮は安氏の侍女だったこともあり、安氏が抱える皇族の複雑な事情を理解した上での判断だったのでしょう。
ただ、傷つく壬氏のことも知っているだけに、きっと心の中では葛藤もあったのかもしれませんね。
(猫猫)抑圧された環境で育つと心に影響を受けると聞く
だんだん見せるようになった子供っぽい部分。
あれも 壬氏様の本質のひとつなんだろう
水蓮が壬氏様についての話をしたシーン。
壬氏様が抑圧された環境で育ったことを知り、猫猫は壬氏の人間性を理解しようとしてたんでしょうか。
猫猫が壬氏の時折見せる子供っぽい一面を思い出しながら微笑む姿にホッコリする印象的なシーンでした。
(猫猫)すぐに取り上げたのですか?
(水蓮)ええ 拾った石なんて清潔じゃないでしょ
(猫猫)正解です。毒ですから
「毒ですから」とさらっと言っちゃう感じが猫猫らしい。
今回の毒は、砒毒と同じ毒性を持つ雄黄という物質でした。
中毒になると死体が腐らないとかを知っている猫猫の知識に脱帽。
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(猫猫)ひとつの仮説がある
けれど 証拠がない
この時点でもう大体の推理は出来てたのかもしれません。
憶測レベルで判断しない猫猫らしい思考シーンでした。
(猫猫)動揺している?壬氏様の癖だ。
本人は冷静を装ってるつもりだろうけど
壬氏を面倒くさそうにする猫猫ですが、
なんだかんだ壬氏のことを深く知っている感じがホッコリするシーンでした。
(安氏)この人は元奴隷です。また しゃべれません。
(猫猫)分かりました。そういうことか。
口がきけない人を選んで使用人にすることは ままある
先帝の部屋について使用人に話を聞こうとした猫猫の台詞。
こういった この世界の時代背景を知ることができるシーンってわくわくします。
(猫猫)まるで 蒼穹のかなたにいる誰かに問いかけているみたいだ…なんて 感傷的になってるな
(安氏)ああ 腹が立つ
心の中で何か寂しさや哀愁を感じる猫猫に対して、怒りの感情が沸き立つ安氏。
二人の気持ちがうまく対比されていて興味深いシーンでした。
猫猫からの、安氏の「ああ 腹が立つ」は、破壊力抜群!
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(安氏)帝の目は確かに こちらを捉えた。
野心に満ちた少女の目を
安氏の 皇帝と出会った時の回想シーン。
貢物として差し出されたことを認めつつも「野心に満ちた少女の目」と、自分自身が欲望を持っていたというのを ハッキリ言っていたというのが印象的でした。
よく見ると、先帝の目には安氏が映っているけど、安氏の目には先帝は映っていないんですよね。
(安氏)私が怖いですか?
私が大人の女になったから?
それとも この腹の傷が?
無理やり先帝に迫る安氏の台詞。
先帝と安氏さまのなんとも言えない関係がたまらない。
憎しみや、皇帝への承認欲求なのか、様々な思いが入り混じった印象に残るシーンでした。
(安氏)一度だけ 私を描いてくれた
その絵もとても大事にしていたけれど
水蓮に捨てるように言った
私には必要ない
私が 先帝にとって必要ないように
先帝の謎が解かれ、一区切りついた穏やかな安氏の台詞が印象的でした。
前へ進もうとする気持ちが伝わってきます。
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(安氏)お気に入りは隠しておかないと誰かに隠されてしまうわよ
安氏様は壬氏様の恋を応援しているものの、ご自身もかつて猫猫と同じように、女官として皇族と関わりを持った立場だからこそ、「ちゃんと猫猫を守ってあげなさい」という、忠告にも感じます。
それより壬氏様、流石にバレ過ぎじゃないか?(笑)
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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