アニメ「薬屋のひとりごと」第23話の名言・印象に残る台詞・感想

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アニメ「薬屋のひとりごと」第23話「鳳仙花と片喰」の名言や印象に残った台詞をまとめました。

参考:アニメ「薬屋のひとりごと」第22話の名言・印象に残る台詞・感想

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第23話「鳳仙花と片喰」

悪役のイメージのあった羅漢が、一途で不器用で不運な男だったという心揺さぶるエピソードでした

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お相手できないでしょうか(猫猫)

ん~っ!断る理由など なかろう
かわいい娘の頼みとあらば(羅漢)

園遊会が終わって、猫猫は羅漢に「象棋対決」を申し込み、賭けをします。

その賭けとは、羅漢が勝てば「猫猫は娘になる」、猫猫が勝てば「緑青館の妓女を一人身請けする」というものでした。

猫猫に象棋対決を申し込まれた時の、羅漢のウキウキした嬉しそうな感じが印象的でした。

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©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

雇用中?ホントに雇われているのかい?(羅漢)
はい(猫猫)
へえ~…(羅漢)
うっ うう…(壬氏)

キツネのようになった羅漢。笑

今までヒールのようなイメージがあったので、このシーンから羅漢へのイメージが変わりました。

身請はしても、結局 上司と部下の関係だったことに対して羅漢が「へえ~」と任氏に言ってるのは面白かったです。

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1杯では問題ない薬なのだろう?
いくら憎らしいからといって、本当に毒を盛るなんて…(壬氏)薬ですよ。酒は百薬の長といいますから(猫猫)

象棋の勝負で圧勝の羅漢でしたが、お酒の酔いで続行不可能になってしまいます。

象棋の勝負以外に、薬(酒)を飲まないといけないルール、どんな理由であろうと試合を放棄したら負けというルールなどで、いくつもの「保険」をかけていた猫猫が最終的に勝ちます。

羅漢でしたらこのルールを知った時点で「負け試合」になると予測できたかと思いますが、まともに会えなかった実の娘が目の前に現れ、象棋を打てるとなると、嬉しくて断る理由はなかったんだと思います。

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生まれた時から
人間の区別がつかなかった
乳母と母を間違えるどころか男女の区別もつかなかった(羅漢)

羅漢が酔い潰れてる中で夢での回想シーン。

羅漢は生まれつき人の顔の識別ができない相貌失認でした。

前回、羅漢以外の顔が碁や象棋の駒になってるのは、演出ではなく羅漢からの実際の視点だったんですね。

「周りを駒のように見ている」ではなく「駒のように観るしかなかった」という観点でみると、羅漢の人間味が伝わってきます。

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つきあいで行った妓楼で
ウワサの妓女と対決することになる
無数の白黒の中、そこだけが鮮やかに輝いていた(羅漢)

圧倒的な負けで笑い転げる羅漢は印象的でした。

そのあと鳳仙の顔を認識するのですが、対戦中に何か通じるものがあったのかもしれませんね。

©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

人とは こういう顔をしているのか
まるで鳳仙花の実のような
触れたら はじけそうな
人を寄せつけない目(羅漢)

羅漢が初めて人の顔を認識するシーン。

それまで人の顔が分からなかった羅漢の人生は考えられないほど壮絶なものだったかもしれません。

その中で鳳仙との出会いで、「美人」や「綺麗な顔」とかの感想ではなく、目(顔のパーツ)に羅漢の興味がいったのも印象的でした。

美人とかの感想は、他者との比較がないと考えにくいので、鳳仙の顔しか見たことがない羅漢にとっては分からない領域だったのかな。

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母はおりません
私を産んだ女なら いますが(鳳仙)

猫猫も以前同じような事を言ってましたね。

台詞の意味とは対照的に、親子のつながりを感じる興味深いシーンでした。

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カタバミ別名ねこあしです
解毒や虫刺されに効く生薬だとか
鳳仙花と同じで成熟した実に触れると種が はじけ飛ぶんです(鳳仙)

二人の未来の関係を予言してるかのような鳳仙の言葉。

花を絡ませる意味深な台詞は、このアニメらしい。

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次は いつ来られますか?(鳳仙)
ん?また3か月後に(羅漢)
分かりました(鳳仙)鳳仙の身請け話を聞いたのは その頃だった(羅漢)

次いつ会えるか聞いたのは、妊娠しやすい時期と重なるよいに、確かめたかったのだと思います。

あなたが勝てたら好きなものを与えましょう
私が勝てたら好きなものをいただきましょう(鳳仙)

どちらにしても同じ結果になる鳳仙の台詞。

直接的な言葉ではないけど、鳳仙の羅漢へのアプローチが尊い。

気づけば 手が重なっていた
鳳仙からは甘い言葉も何もなかった
自分も そんな柄ではなく
ある意味 似た者同士の2人だった(羅漢)

碁石を置く羅漢の手に、鳳仙が手を重ねるシーン。

その後 鳳仙は羅漢との子を妊娠します。

鳳仙は今の羅漢では自分を身請けする財力はないと考えたのでしょう。

妊娠することで羅漢が出せる価値に落とす作戦でしたが、それが羅漢には伝わらなかったのが悲しい。

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碁がやりたい(鳳仙)
自分とて象棋がしたいと思っていた(羅漢)

情事後の鳳仙と羅漢の台詞。

鳳仙の「碁がやりたい」は「(羅漢とずっと)碁がやりたい」

羅漢の「自分とて象棋をやりたい」は「自分とて(鳳仙とずっと)象棋をやりたい」という意味が込められていたと思います。

言葉で気持ちを表現するのが苦手な二人の不器用さと、どうしようもないすれ違いを感じてしまいます。

猫猫の言葉が足りない部分は、親譲だったのかもしれませんね。

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なぜ 気づけなかったのか
碁と象棋しか頭になかった
こんな簡単な答えにすらたどり着けなかった!(羅漢)どんなに嘆いたところで時は戻らない
何もかも短絡的だった自分が招いたことだ(羅漢)

様々な事情が重なり、羅漢が鳳仙の意図を理解するのに三年もかかってしまいました。

情事後、鳳仙が計画を打ち明けていれば、幸せな結末を迎えたかもしれません。

2人とも両方思いながら すれ違い、口下手だったのが悲劇。

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枯れた薔薇?(羅漢)

たとえ 枯れたとしても
形を保つことができるんですね(梅梅)

青い薔薇と象棋対決の賭けで、猫猫は「母を身請けせよ」と伝えているように見えます。

ですが、羅漢に伝わったように見えないのも気になります。

そもそも羅漢は鳳仙の現状を知ってるのか?

次回どのよに回収されるのか?楽しみです。

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参考:アニメ「薬屋のひとりごと」第24話の名言・印象に残る台詞・感想

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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