アニメ「響け!ユーフォニアム3」第3話「みずいろプレリュード」の名言や印象に残った台詞をまとめました。
参考:アニメ「響け!ユーフォニアム3」第2話の名言・印象に残る台詞・感想
第3話「みずいろプレリュード」
幹部ノートを介して麗奈、久美子、塚本の意見がぶつかるシーンの台詞。
今年の自由曲はかなり攻めてる。 だから練習について来られない子をフォローしてる時間は無いと思う(高坂 麗奈)
全国金賞はスポーツで言えば全国制覇レベル。
並の練習では勝ち取ることは難しい高い目標なので、麗奈がそう言うのも納得。
でも私は落伍者を出したくない。 全員そろって北宇治だと思う(黄前 久美子)
それでは部活についていけない部員も出てくると危惧する久美子。
全国金賞も大切ですが、部長として部をまとめたいという複雑な気持ちが伺えます。
とはいえ それはきれい事だよなぁ 辞めたいって言われたら俺は止められん(塚本秀一)
久美子とは真逆の意見をした塚本。
言ってることも それはそれで間違ってはなくて、サバサバしたいかにも男性的な考えなのが面白い。
それ優しさだと思ってる!?(黄前 久美子)
それぞれが立場や目標によって意見が違い、どの意見も決して間違ってはいないのが、全国金賞の難しさを感じます。
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久美子ちゃん。シャツ ちょっと小さかったみたいなんだけど…(黒江 真由)
なっ!?(黄前 久美子)
久美子ちゃん?(黒江 真由)
真由がシャツの件で久美子に相談するシーン。
久美子とは胸も思想も違うとは…一瞬だけ天に召されそうになる久美子が面白い。
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みどりちゃんの誰がどの動物っぽいかシリーズ。
例えが的をえてるのが凄い。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024
あッ 分かるな、奏ちゃんはネコって感じだし(川島緑輝)
にゃん(久石 奏)
「にゃん」は可愛すぎる!反則です。
奏のあざと可愛い感じが、まさに猫ですね。
麗奈ちゃんは… 白ヘビかな(川島緑輝)
ヘビ(高坂 麗奈)
かわいいけど たまに おっかない(川島緑輝)
白蛇と言われて、しばらく動けなくなっちゃう麗奈。
ガチで凹んでいるのが可愛い。
なるほど、じゃあ ママちゃんは?(加藤 葉月)
う~ん、真由ちゃんは クラゲかなぁ
きれいで ただ流されてるように見えるけど
うっかり刺されたらビリって(川島緑輝)
しっかり「ママ」呼びの葉月ちゃん。笑
このクラゲって表現、本質ついてそうで怖い。
今後重要な要素になりそうな予感。
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今の自分はどちらかというと子供の延長線上な気がします(滝先生)
こうやって 年を重ねてみると 自分が 大人か子供かというのは 周りの環境によって決まるのだと思います(滝先生)
「大人になるって大変そう…」とつぶやく久美子に対しての滝先生の台詞。
自分自身は子供の感覚だけど、立場や人からどう見られるかで自然と大人になっていく感覚、成人して社会人になった人なら心に刺さる言葉ではないかと思います。
滝先生が飲んでる飲み物が、甘いミルクコーヒーだったのも「子供の延長線上」を象徴しているようで印象的でした。
その言葉を聞いた久美子はハッと何か気づかされた感じがありましたが、何を思っていたのか気になります。
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“全員そろって北宇治”か…(黄前 久美子)
すずめの「そのままだと一年生が部活をボイコットするかもしれない」という忠告に対して、以前 北宇治であった集団退部が脳裏をよぎった久美子。
幹部ノートに書いた自分の意志を再確認しつつも、今の自分の考えとは真逆の状態になりつつある一年生。
部長としてどうすればいいのか…苦悩する感じが伝わる印象的なシーンでした。
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辞めたい子は辞めて部活から解放されるし 残った子は その子を気にせず演奏に集中できるようになる むしろ いいことなんじゃない? たかが部活なんだし無理して しがみつくものじゃないと思うし(黒江 真由)
退部に対する考えを述べた真由の台詞。
強豪校出身で今まで多く辞める人を見てきた真由ならではの言葉かもしれませんが、その言葉に真由が北宇治に転校してきた背景が隠されてるんじゃないかともとれる、印象的な台詞でした。
この発言で場の空気が凍りますが、言ってることは正論なんですよね。
この作品の価値観では異質な思想ですが「無理なら無理することない」っていうのは、現代のリアルな人間関係や仕事に置き換えると、すごくしっくりくる大事な考えだとも思います。
あくまで「皆楽しく仲良く」を重要視してる、悪意のない発言なのが悩ましい。
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えっと… まず最初に ここで話したことは誰にも言わない もちろん先生にも だから 正直に話してほしいんだ サリーちゃんが 今思ってること悩んでること ダメ… かな?(黄前 久美子)
この前置きの言葉、良いですね。
「この人には本音を言っていいんだ」という安心感を感じます。
久美子の正面からしっかり向き合おうという覚悟が伝わるシーンでした。

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ごめんね…ううん ありがとう サリーちゃんのおかげで、まだ1人も辞めてないよ 全員いる。1年生だって抜けてない(黄前 久美子)
沙里は、初心者の子が麗奈の厳しい練習で辞めようとするのを必死で止めていましたが、日に日に厳しさを増す練習の中、逆に引き留めて悪いことをしてしまった と自責の念に苦しめられていました。
それを聞いて一瞬たじろぎ、ボソッと「ごめんね」という久美子でしたが、すぐ気持ちを切り替えて「ありがとう」と、多くの優しい言葉を心の底から語りかけてる様子が印象的でした。
部長って たぶん、そんな みんなの いろんな気持ち まとめるために いるんじゃないかって…思う だから そう、全部、私の所に持ってきて(黄前 久美子)
久美子の頼もしくも寄り添ってくれる言葉は印象的で、部長としての才能を感じるシーンでした。
でも「全部、私の所に持ってきて」と言ってましたが、1人で抱え込みすぎてパンクしないか心配でもあります。
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私、あの人が部長でよかった(義井沙里)
久美子たちが帰った後、沙里がすずめに言った台詞。
正面からしっかり向き合い、話し合う姿勢が沙里を救い、久美子への信頼が伝わる台詞でした。
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久美子先輩って才能ある子 好きですよね(剣崎 梨々花)
え?(黄前 久美子)
あッ なんか分かる(加藤 葉月)
この会話の時、久美子は あすか先輩を思い出していました。
あすか先輩も、当時一年生で経験や才能あるの久美子を構っていました。
実際に何を思ったのかは分かりませんが、自分とあすか先輩を重ねてたような描写は考え深いものがあります。
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参考:アニメ「響け!ユーフォニアム3」第4話の名言・印象に残る台詞・感想
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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