「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」シャア・アズナブルの名言 印象に残るセリフまとめ

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アニメ映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」シャア・アズナブルの名言や印象に残るセリフをまとめました。

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シャア・アズナブルの名言 台詞

地球に住む者は自分達の事しか考えていない、だから抹殺すると宣言した

フィフス・ルナでアムロとの戦闘中に発した言葉。

下記の台詞も含め、シャアの壮大な大義名分が印象的です。

「閃光のハサウェイ」のハサウェイ・ノアも、シャアのこういう思想に影響されたのかな?と思うと考え深い。

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私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだ、アムロ!

またまたフィフス・ルナでアムロとの戦闘中に発したセリフ。

芝居がかった言い回しが印象的です。

この直後に アムロの有名なセリフ「エゴだよそれは!」が生まれます。

世界の仕組みに絶望するシャア、その中でも希望を見い出そうとするアムロ。

それぞれの正義がぶつかる台詞に考えさせられます。

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俗物どもが

連邦軍との交渉が終わっての一言。

腐敗していく連邦への嫌悪感がひしひしと伝わる台詞でした。

アムロ、私はあこぎな事をやっている、近くにいるのならこの私を感じてみろ

シャアが地球連邦軍の高官たちとの会議を終えた際のセリフ。

表向きには連邦軍と裏取引を行い、停戦合意を取り付けたかに見せかけながら、実際にはアクシズを地球に落下させる計画を着実に進めていました。

その行為が強欲であることを自覚しつつ、「私を感じてみろ」とアムロとの決着を望んでいたんだと思います。

要約すると「私がアクシズを地球に落下させる前に私を止めてみせろ」と言ってたのでしょう。

まるでライバルであるアムロを挑発してるような言葉が印象的でした。

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地球に残っている連中は地球を汚染しているだけの、重力に魂を縛られている人々だ

地球の人々を「重力に魂を縛られた人」と罵ったシャアの台詞。

このガンダムの世界では、人々の心のどこかに地球を神聖視する感情があるように感じます。

安定した生活ができる地球に住んでいる人はエリートのような構図がいつのまにか できてしまい、宇宙育ちを弾圧するようになります。

こういう性根の腐ったような人を葬るために、アクシズ落としによって、その母なる惑星をあえて殺し、重力に魂を縛られた人類を、宇宙空間に解放するというのがシャアの考えでした。

正論であるようで、見方を変えれば強引で一方的な正義でもあるようにもとれる、考えさせられる台詞です。

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地球は、人間のエゴ全部は飲み込めやしない

これは、シャアがサイド1のコロニー「ロンデニオン」でアムロ・レイと遭遇し、馬乗りになって殴り合う中で放った言葉です。

その直前には、「地球に残っている者たちは、地球を汚しながらも重力に魂を縛られている者たちだ!」と語り、自らの行動が正当であることをアムロに訴えていました。

シャアのこの言葉は、地球環境を犠牲にしてまで利便性や豊かさを追い求め続ける人類への警鐘とも言えるでしょう。

…ならば、今すぐ愚民どもすべてに英知を授けてみせろ!

サイド1のコロニー「ロンデニオン」でアムロと馬乗りの殴り合いをしたシーンで放った言葉。

アムロの「人間の知恵はそんなもんだって乗り越えられる」という理想論を語ったことに対して、皮肉を込めた言葉が冷酷なリアリストという感じで印象的でした。

行くかい?

アムロとの殴り合いの時、シャアが居合わせたクェス・パラヤに発した言葉。

クェスは何か共感する物を感じ、シャアについて行くことになります。

思春期の女性でもあり、家庭環境が悪く父親のような愛情が欲しかった、もしくはニュータイプ同士通じ合うものがあったのかもしれません。

しかし、シャアからしたら、こんなにも単純で利用しやすい駒を得られてラッキーと思っていたのかもしれませんね。

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私は信じる道を進んでいるつもりだ

クェスの「あなた、人の魂は地球の重力に引かれるって言ったでしょ、あれ、あたしに実感なんだ。でもさ、それがわかる人って不幸な人じゃないかって、気になったの」と言う言葉に対してのシャアの台詞。

クェスの方を見ず 外を見ているシャアの様子から、図星のように感じます。

「重力に魂を縛られた人類を、宇宙空間に解放する」というシャアの理想は、その地球と宇宙の仕組みに絶望を感じたからあるわけで、ある意味呪いのようなものなのかもしれません。

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そして私は、父ジオンのもとに召されるであろう

シャアが本拠地「スウィートウォーター」で、ネオ・ジオン軍の将兵たちに士気を鼓舞するために行った演説。その締めくくりとして放たれた名台詞。

兵士達はその演説で熱狂してましたが、結局最後はアクシズ落としを阻止しようとしたのは皮肉ですね。

これでは道化だよ

演説を終えたシャアが、側近にそっと本音を漏らしたシーン。

シャア・アズナブルは、ネオ・ジオンの兵士たちの士気を高めるために演説を行い、そのカリスマ性によって兵士や市民から絶大な支持を受けていました。

指導者としての役割を全うし、スペースノイドの未来を導こうとしていましたが、その一方で、自らを「救世主」として演じることに対して、どこか恥ずかしさや虚しさを感じて「道化」と言ったのでしょう。

一見すると自身を卑下するようにも、あるいは皮肉にも聞こえます。

しかし、それはスペースノイドのためなら、どんな役でも演じる覚悟があるという彼の決意の表れでで

自らの信念のもと、たとえ「道化」であっても、その役割を受け入れる覚悟を持っていたのだと思います。

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潰しはしない。地球にはちょっと休んでもらうのさ

クェスに「地球を潰すんですか」と問われた際のシャアの台詞。

どこか子供相手のような言い回しにも感じますし、本音をストレートに語らないその態度には、クェスとの関係に一線を引いているような印象も受けるシーンでした。

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人類全体をニュータイプにする為には、誰かが人類の業を背負わなければならない

私邸でナナイと雑談した際のシーン。

ナナイが「どんな独裁者でもやったことがない悪行」であるアクシズ落としを本当に実行するのかと問いかけたとき、シャアは一切迷うことなく答えました。

その揺るぎない態度からは、彼の確固たる覚悟が感じられます。

その一方で、彼女の顔を見ることなく淡々と答えるシャアの姿は、どこか孤独な雰囲気も漂い、印象的なシーンでした。

ああ、私を導いて欲しかった。なまじ、人の意思が感知できたばかりに

ララア死の回顧シーン。

シャアがララァに導いてほしかったというのは、紛れもない本心だったのでしょう。

自らを「ジオンの遺児」として背負わされた運命から逃れようと、シャアは何度も別の人間になろうとしました。

しかし、結局どんな役を演じても、完全に成りきることはできませんでした。

そんなシャアにとって、ララァは「ジオンの息子」ではない新たな自分へと生まれ変わるために必要な存在だったのかもしれません。

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アクシズ、行け。忌まわしい記憶とともに

シャアがアクシズを地球に向けて発進させる際の台詞。

シャアはもともと父の仇を討つためにジオンに身を置いていたわけですから、ジオンと深い関わりを持つアクシズ自体が、彼にとって嫌な記憶の象徴だったのかもしれません。

しかし、そもそもアクシズそのものに忌まわしい記憶があるのではなく、シャア自身の過去をそこに重ねていたとも考えられます。

自らの忌まわしい記憶をアクシズに託し、それを地球へと落とすことで、すべてに決着をつけようとしたのではないでしょうか。

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いてくれなければ困る、ナナイ
~中略~
父の名前を継ぐのはつらいな。君のような支えがいる

シャアがナナイに弱音を吐くシーン。

大人の関係というか、お似合いの2人でしたね。

弱さを見せるシャアが生々しくて、キャラに深みを感じる台詞でした。

わかった。私はララァとナナイを忘れる

嫉妬するクエスをなだねるシャアの台詞。

ララァの今までの思いや、ナナイとの関係を考ると本心ではないことは明らか。

クエスをコントロールし武器として利用したいシャアの冷酷さを感じます。

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アムロ、地球上に残った人類などは、地上の蚤だという事がなぜわからんのだ?
〜中略~
愚民どもにその才能を利用されている者が言う事か!

アクシズ内部でのアムロとの会話の台詞。

シャアとアムロの関係は非常に独特に感じられます。

単なる憎しみ合いではなく、お互いをニュータイプとして認め合いながらも、立場の違いによって戦わざるを得ない。

その葛藤が、もどかしさを際立たせています。

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しかしこのあたたかさを持った人間が地球さえ破壊するんだ。それをわかるんだよ、アムロ

アクシズが地球へと落下していく中での台詞。

アムロと連邦軍のMSだけでなく、敵であるネオ・ジオン軍のMSまでもがアクシズの落下を阻止するために力を合わせます。

その光景を目にしたシャアは、人間の本来持つ温かさを感じつつも、同時に人類という存在が地球を汚し続ける現実に対し、悲哀や諦観の念を抱いているように思えます。

しかし、ネオ・ジオン軍がアクシズを止めようとすることは、シャアの理想の否定に他ならず、彼が実は裸の王様であったという皮肉も浮き彫りになったシーンでした。

ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ。そのララァを殺したお前に言えたことか

少年時代から壮絶な人生を歩んできたせいで、当時受けられなかった母親の愛情を求めていたのかな…と感じます。

というか遅すぎた本音ですが、結局ララァが好きだったのか。

カリスマ性を持ちながらも、人間としての不完全さというか、生々しい情けなさが、シャアの魅力にも感じます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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