アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」第4話「魔女の戦争」の名言や印象に残った台詞をまとめました。
参考↓

第4話「魔女の戦争」
(シャリア・ブル)ん~すばらしい
このパイロットもうガンダム・クァックスを使いこなしている
シャリアはなんでオメガ・サイコミュを使いこなす人間が現れて喜んでいるんでしょう?
もしかしたら新たなゼクノヴァを起動し、シャアを復活させようとしているのでは?…と想像してしまいます。
あとスマホにチームポメラニアンズのステッカーを貼ってるの可愛いですが、前回ではアンキーの「面白い!」という台詞とかぶったり、シャリアとアンキーの繋がりをさりげなく示しているような演出が気になります。
(コモリ・ハーコート)なんで嬉しそうなんだ?
シャリア・ブルに心中で突っ込むコモリ少佐。
その鋭いツッコミと同時に見せた、あの目線!はい、もう最高でした!可愛さが溢れていてたまらない。
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(マチュ)15万ハイトって そんな大金何に使うのよ?
マチュがシュウジに大金の使い道を尋ねるシーン。
作中では明言されていませんが、ネット上のファンの間では「1ハイト=100円」とする説があるようです。
もしそれが正しければ、15万ハイトはなんと1,500万円相当ということに!
想像以上の高額で、驚かされますね。
(シュウジ)行きたいとガンダムが言っている
(マチュ)私も行く!地球行きたい! 絶対行きたい!
マチュがシュウジとの距離を少しずつ縮めているのが感じ取れる台詞でした。
“普通じゃない”何かを求めているマチュにとって、どこか常識から外れたようなシュウジの言動は、不思議と心を引きつけるものがあったのかもしれません。
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(タマキ)聞いたわよバレないとでも思ったの?
(アマテ)な なに?
(タマキ)進路希望 クラゲって書いたそうね
進路希望に「クラゲ」と書いたマチュにタマキが言及するシーン。
自ら進むことなく、ただ流れに身を任せて漂うだけのクラゲという存在に、マチュが無意識のうちに自分を重ねていたように感じられます。
夢も目標もはっきり持てず、どこへ向かうのかも分からないまま揺られているような、そんなマチュの虚無感と停滞を象徴する描写が胸に残りました。
(マチュ)お母さんって普通だな
将来の話を巡って母・タマキから釘を刺されるマチュ。
この時点で本気でマチュの将来を心配してくれているのは、誰よりもタマキなのに、その気持ちが素直に受け取れないあたりに、マチュの刺激や自由を求めるティーンならではの危うさが滲んでいて印象的でした。
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(マチュ)だって あの赤いガンダムって譲ってもらったんじゃないの?
(ニャアン)盗んだのかも
(マチュ)いいねそれ!だったらもっとスゴいよ
普段は言葉少なでおどおどした仕草が目立つニャアンだけに、マチュとフランクに会話しているシーンはとても新鮮でした。
(ニャアン)ガンダムが行きたいって言ってるんでしょ?
(マチュ)まさか シュウジが 行きたいんだよ。モビルスーツは 喋んないし
それにしても、マチュは外にいても隙あらばニャアンにシュウジの話をしていたり、彼が寝ている隙に赤いガンダムのコックピットに忍び込んだりしてました。
マチュがシュウジに何か特別な感情を抱いているのは間違いなさそうで、今後二人の関係に何か動きがあるのでは…と期待が膨らみます。
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(ケーン)やっぱウチらにまで 秘密なのっておかしくないっスか
(アンキー) 誰だっていいさ勝ってくれるんならな
赤いガンダムやシュウジについて何の説明も受けていないはずのアンキーが、それを容認しているのは、「勝ってくれる」という期待だけではなく、何か別の思惑があるのかもしれません。
また、シャリア・ブルも同様に、マチュとシュウジを意図的に泳がせているような雰囲気を感じさせます。
(マチュ)ん!んんんんん~ よー
(ポメラニアン) ハッハッハッハッ
(マチュ)ばあ
(ポメラニアン)クーン
(マチュ)ははっバカ犬
マチュが犬をからかうシーン、彼女のさりげない毒っ気が垣間見えてとても面白かったです。
あのやりとり、妙にツボに入ってしまって、ついつい何度も見返してしまいました(笑)
(シイコ・スガイ)戦争に負けても 私は負けてない
赤いガンダムは 私が倒すのよ
たとえ家族という居場所があったとしても、自分の中にある衝動を果たさなければ、本当の意味で心は安らがない…シイコはそう信じていたのかもしれません。
赤いガンダムという存在に取り憑かれ、人生そのものを翻弄されていく姿には、どこか恐ろしさすら感じます。
(シイコ・スガイ)でもね 何かを手に入れるために何かを諦めなきゃいけないなんて そんなの理不尽じゃない?
望むもの全てを手にすることができたらどんなに幸せか
シイコの最期は、まさにニュータイプならではの悲劇だったように感じます。
すでにたくさんの幸せを手にしていたはずなのに、さらに多くを求めてしまったことで、結局すべてを失ってしまった――そんな切なくも愚かな悲劇に感じます。
(マチュ)お母さんとは全然違う
マチュはまだ若いからこそ、シイコのような生き方にどこか憧れてしまうのかもしれませんね。
でも、本当はマチュが「普通」と口にしたお母さんこそ、目指すべき存在なのかもしれない…とは思いますが。
“普通でいる”って、実はとても難しくて尊いことなんですよね。
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(シュウジ)ガンダムは薔薇を探している
(マチュ)薔薇?
(シュウジ)だから 地球に行く
シュウジはどこか個人的な感情が欠けているようにも見えて、まるで“何かの器”のような存在に感じられます。
でも、そんな欠けた部分こそが、彼の不思議な魅力になっているのかもしれません。
まだ“薔薇”が何を指しているのかははっきりしませんが、それを探す過程で、彼自身の本当の気持ちや核心に触れられる事があるかもしれませんね。
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(シイコ・スガイ)ニュータイプなんて方便です
ジオンのプロパガンダですよ
(モスク)あんたにだって素養がありそうだが
マヴを失ったことで、ニュータイプであるシャア(=赤いガンダム)に強い執着を見せていたシイコ。
その一方で、自分自身がニュータイプであることをどこかで否定しようとしていた、あるいは認めたくなかったのではないか…そんな複雑な感情が透けて見えるように思えました。
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(マチュ)魔女もシュウジも言葉にする前に分かっちゃう、そういう人たちなんだ…
シュウジに惹かれ、少しずつ距離を縮めてきたマチュですが、シイコとシュウジの“ニュータイプ同士の戦い”には踏み込めず、その届かない距離に、マチュの焦りやもどかしさが滲み出ていました。
彼と並び立ちたい…そんなマチュの本心が垣間見える、印象深いシーンでした。
(シャリア・ブル)さすが…魔女のあだ名は 伊達ではない
この台詞を聞くとアムロの「νガンダムは伊達じゃない!」を連想しますね。
制作陣のオマージュという解釈もできるこの台詞に愛を感じます。
(シイコ・スガイ)私のために死んで! ニュータイプ!ガンダムのパイロット…!
(シュウジ)僕はまだ死なない…ガンダムがそう言っている
シイコもまた、自覚のないままニュータイプとしての資質を持っていたのかもしれません。
それゆえにこそ、唯一信じていた“ニュータイプ”への憎しみや、「そんなものは存在しない」と証明しようとする執念に駆られていたのだとしたら、その矛盾が彼女の悲劇をより深く、残酷なものにしています。
シュウジが彼女を殺さずにすむ道も、どこかにあったのかもしれません。
けれど、あの瞬間、殺さなければ自分が殺されていた…そう思わせるほどに、執着とは恐ろしい力を持っているのだと感じさせられました。
(マチュ)え?なんの声?
(ハロ)ナニモキコエナイゾ
(コモリ・ハーコート)何の音です これ?何か聞こえます
ララァ音に反応するシーン。
ニュータイプの素質のあるマチュが反応するのは分かりますが、なんとコモリも「聞こえる」と言っていたのが印象的でした。
えっ…まさかコモリ少佐もニュータイプ!?
もしそうだとしたら、コモリ推しとしては今後の展開に期待せずにはいられません!
(マチュ)あの人には待ってる家族もいたのに…でも そこまで踏み込まなきゃシュウジのいる場所には届かないんだ
シュウジが人を殺したことにショックを受けるのではなく、「私も覚悟を決めなきゃ」って思ってしまうマチュの反応…その危うさが、なんとも言えず魅力的でした。
非日常に惹かれつつも、そこに潜む現実の重さや危険さにはまだ実感が追いついていない。
殺人に戸惑いながらも、どこかで“憧れ”を手放せない、そんな思春期らしい繊細で危なっかしい感情が丁寧に描かれていたように感じます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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